脱毛前の剃り残しはどこまでが許容範囲?
脱毛サロンやクリニックで、ムダ毛を処理してもらう場合には、事前に自身でもムダ毛を処理しておかなければいけません。
どうせ処理するのだから、自身で行う必要はないと考えているかもしれませんがキレイな肌を目指すには必須なので覚えておきましょう。
完璧な処理を行う必要はなく、ある程度剃り残しがあったとしても大丈夫です。
しかしあくまで『ある程度』なので、手間や費用を無駄にしたくないのなら、その許容範囲はしっかりと把握しておくべきです。
剃り残しは2ミリ程度に収めるのが無難
サロンやクリニックなど、脱毛を受けられるサービスはたくさんありますが、どこのお店を利用するとしてもムダ毛は処理する必要があります。
脱毛はメラニン色素に反応するレーザーを照射しますが、黒い箇所に効果があるので長い毛があると邪魔になってしまうからです。
そのため、施術の前にカミソリなどを使って、長い毛がレーザーの効果を邪魔しないようにしなければいけません。
そこで問題となるのが、自身では処理をしたつもりでも、残ってしまったムダ毛の部分です。
剃り残しの箇所があると、そこにレーザーが反応してしまい、やけどなどのトラブルになる可能性が高くなるため、施術が中止されたり追加料金で処理のやり直しが行われたりする場合があります。
それらの無駄を避けたいと考えるなら、剃り残しは2ミリ程度の長さに収めるようにしましょう。
もちろん剃るのが簡単な箇所は、きちんと処理するは簡単なのでしっかりとキレイにしたほうがよいです。
しかし手の届きにくい難しい箇所に存在しているムダ毛は、そう簡単に処理することはできません。
そのため、難しい箇所の場合は2ミリ程度を目標にして怪我をしない程度に処理を行ったほうがよいです。
無理な処理をしてしまい、怪我をしては施術を行ってくれないので本末転倒になってしまいます。
お店によって基準が違うので質問すること
多くの脱毛サービスでは、2ミリ程度ならば問題なく処理ができるといわれていますが当てはまらないところもあります。
そのため、自身で大丈夫だと思い込んで脱毛を受けに行っても、時間やお金が無駄になる可能性があるため、事前にお店に剃り残しについて聞いたほうがよいでしょう。
サロンとクリニックのどちらともに、脱毛を相談できるカウンセリングが必ず用意されています。
そちらでは施術を受けるときの不安なことを相談できるので、剃り残しについても質問することが大切です。
できるなら実際に剃った写真などを見せてもらって、どのくらいの長さならOKなのか、完璧にイメージできるようになりましょう。
ちなみに、お店に寄っては剃り残しがあった場合は、無料で処理してくれるサービスもあるため心配ならばそちらを利用しましょう。
もちろん剃り残しを処理するサービスなので、何も処理をしないで訪れてよいわけではありません。
早めに剃るのはおすすめできない
身体に生える毛はどの部分であっても、毎日成長するものなので早めに剃ってしまうのはおすすめできません。
完璧な処理が行えたとしても、三日程度でムダ毛状態になってしまう可能性があるため、できることなら前日か前々日に剃るようにしましょう。
ただし剃るべき毛が多い場合は、一度にすべてを処理するのが大変なので、二回に分けるのも賢いやり方です。
何日か前に軽めに処理をしておいて、一日か二日前に念入りに剃るようにすれば、サロンやクリニックに文句をいわれない完璧な状態にできるでしょう。
ムダ毛を完璧に退治して欲しいのなら、お店が許容範囲とする程度まで、事前の処理を行うようにしましょう。
ただし、お店のさじ加減によって、許容範囲は異なるので心配ならば前もって質問しておくことが大切です。
施術を受けていく過程で、処理すべきムダ毛がどんどんと減っていくので、脱毛の成果を実感することができるでしょう。